環境事業団
ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業検討委員会
大阪事業部会議事要旨
1 開催日時 |
平成15年3月31日(月) 10:30~12:30 |
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2 開催場所 |
ホテルグランヴィア大阪 20階「名庭」 |
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3 出席者 |
酒井主査、田辺副主査、平田委員、
宮田委員、天野特別委員 |
4 議題 |
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〈公開〉
(1) 大阪事業部会について
(2) 大阪事業に係る前提条件について |
5 概要 |
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(1) 大阪事業部会について
事務局より、資料に基づき大阪事業部会の設置の経緯、役割、検討スケジュール等を説明し、これらの内容について了承。
(2) 大阪事業に係る前提条件について
大阪市より、資料に基づき環境事業団による処理施設の整備を受け入れるにあたって提示した条件について説明。主な内容は次のとおり。
・ 国及び環境事業団のそれぞれの責任と役割を明確にしつつ、大阪市におけるPCB廃棄物処理基本計画を踏まえて安全性の確保に万全を期し、収集運搬も視野に入れた総合的な管理体制の整備、積極的かつ適切な情報公開、環境情報発信機能の整備と周辺環境面への配慮等地域に密着した安全・適正かつ早期の事業推進を図ること。
・ 処理技術の選定について、市としての制約はないが、国の認証を受けている化学処理技術であることに加えて、事故時等に速やかなバックアップ体制の確保や、迅速な対応が可能である方式がより望ましいこと。
・ 大阪市内のPCB廃棄物を平成19年度末を目途に先行して処理すること。
また、事務局より、資料及びスライドに基づき予定地の立地条件、インフラの条件、関連する規制について説明。併せて、資料に基づき大阪事業の処理対象物、処理施設、施設予定地の特徴、検討事項並びに処理技術保有企業に対するヒアリング項目等について説明。
主な意見等は次のとおり。
・ 大阪市内のPCB廃棄物の先行処理について2年以内に限定すると無理が生じる可能性あるのでその点に留意すること。
・ 次回のヒアリング項目に処理の系列数とスケールアップの考え方を追加すること。
・ 受入条件にある施設のデザインや周辺環境との調和については、当事業部会で技術的な検討を行う対象には含まれないという整理を確認したい。
・ 準工業地域におけるより厳しい危険物規制を念頭において、リスク管理に重点を置いた施設とすることが必要。
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6 今後の予定 |
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次回は、本日の議論を踏まえ、処理技術保有企業のヒアリングを行う旨確認。また、同日事業地の視察を予定している旨説明。
次回の部会は次のとおり。
・ 4月16日(水)13:00~17:00
三井アーバンホテル大阪ベイタワー
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7 問い合わせ先 |
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環境事業団 大阪事業所
ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業検討委員会大阪事業部会事務局
担当:安井 Tel:06-6575-5575 Fax:06-6575-5576
e-mail:yasui@jec.go.jp |
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