PCB廃棄物処理事業

環境安全方針

北海道PCB処理事業所 環境安全方針

 中間貯蔵・環境安全事業株式会社は、全国で保管されているポリ塩化ビフェニル (PCB) 廃棄物の処理を事業の主体として設立された国の環境政策を実行する事業者です。北海道PCB処理事業所は、そのうち下表に示す処理対象区域において、当社の基本理念と行動指針並びに全社の環境安全方針をもとに、安全で確実な処理事業を着実に遂行し、また情報公開することにより、社会からの信頼に応え、地球環境の保全に貢献します。
  1. 環境と安全を優先し、当事業所の処理対象区域において保管されているPCB廃棄物の処理完了を目指し、処理事業を推進します。
  2. 「ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法」 をはじめ、当事業所の環境側面に関係する法的要求事項および当事業所が同意する自治体との協定等その他の要求事項を順守します。
  3. 環境マネジメントシステムを構築して継続的に改善し、事業活動により排出される排気、排水、廃棄物等が環境に悪影響を与えないように適正な管理を実施し、環境汚染の予防に努めます。
  4. 環境に負荷を与える化学物質の排出削減や省エネルギー、温室効果ガス排出抑制、省資源・リサイクル等の環境改善活動について、環境安全目標を設定して、定期的に見直し、環境負荷の低減を図ります。
  5. 事業所従業員の安全確保のため、無事故・無災害の達成に努めるとともに、作業環境の改善を図ります。
  6. 環境保全活動にかかわる情報を積極的に公開し、全ての利害関係者の理解と信頼の確保に努めます。
 
表 処理対象物と処理対象区域
処理対象物 処理対象区域
高圧トランス・コンデンサ等 北海道、東北、北関東、甲信越、北陸の1道15県
安定器等・汚染物 北海道、東北、関東、甲信越、北陸の1道1都18県
(東京PCB処理事業所における処理対象物を除く)
平成29年4月3日
中間貯蔵・環境安全事業株式会社
  北海道PCB処理事業所長

北海道PCB処理事業所のISO14001認証取得について

 中間貯蔵・環境安全事業(株)北海道PCB処理事業所においては、ISO14001の認証取得に向けて環境マネジメントシステムを構築し運用してまいりましたが、2011年3月11日付けでISO14001の認証を取得しました。
  ISO14001は、組織(企業・自治体等)の事業活動により発生する環境への影響に対して改善を求め、環境に負荷をかけない事業活動を継続的に行うよう、国際標準化機構(ISO)が制定した環境マネジメントシステムの国際規格であります。 北海道PCB処理事業所では、PCBの無害化事業が環境に影響を与えないよう、これからも安全・確実なPCBの処理とともに、環境負荷の低減等に対して積極的に取り組んでまいります。

 なお、2012年2月10日付けにて、当事業所を含め、PCB処理事業に係る全社統合認証を受け、2024年2月29日付けでこの登録を更新しました。
 
  「英文登録証」
登録証
英文登録証
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