PCB廃棄物処理事業

北海道事業部会開催報告(平成19年6月19日開催)

日本環境安全事業株式会社
ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業検討委員会
北海道事業部会議事要旨



1 開催日時 平成19年6月19日(金)13:45~14:45

2 開催場所 JESCO北海道事業所 PCB処理情報センター
      プレゼンテーションルーム

3 出席者  森田主査、空閑委員、松藤委員

4 議題(公開)
  ⑴北海道事業区域のPCB汚染物等の処理について
  ⑵PCB汚染物等処理施設に係るヒアリングについて
  ⑶その他

5 概要
  ⑴ 北海道事業区域のPCB汚染物等の処理について
  事務局より資料に基づき「北海道事業区域のPCB汚染物等の処理」について、経緯、処理施設を整備するための各種条件の提示をし、処理施設の方向性をまとめていくために、処理対象物及びその数量、施設の処理能力及び処理システムの考え方などの説明を行った。

 主な意見等は以下のとおり。
  ・委員より、「撤去廃棄物」の定義を聞かれ、事務局から、撤去廃棄物とは、現在、建設中の処理施設が役割を終えて、それを解体・撤去する廃棄物ですとの説明を行った。
  ・委員より、処理機関の5年間はどのように設定したのかという質問があり、事務局から、PCB特措法により定められた処理事業期限の平成28年3月から1年と想定した施設の解体・撤去期間を差し引いてPCB廃棄物の処理を平成27年3月までとし、操業開始想定時期から5年間としたとの説明を行った。
  ・委員より、「輸送は道を中心にして対策を進める」と理解してよろしいかという質問があり、北海道庁から、収集運搬のガイドラインについては環境省が示しており、その他物に関する取り扱いについても、それに準じた形で国が検討していると聞いているとの説明を行った。
  ・北海道事業区域のPCB汚染物等の処理について、委員から特に修正すべき点の指摘はなかった。


  ⑵ PCB汚染物等処理施設に係るヒアリングについて
事務局より資料に基づき「PCB汚染物等処理施設に係るヒアリング」について、処理施設を設置するにあたり処理技術を保有している企業などに、どのような汚染物を処理できるかなどのヒアリング内容説明を行った。
 
 主な意見は以下のとおり。
  ・委員より、今回のPCB汚染物は種類が多岐にわたり、PCB濃度も非常に幅があるが、区別して処理するのか一緒に処理するのかという質問があり、事務局から多種多様なものを区別して取り扱うのではなく、出来る限り前処理やPCBの抽出操作を経ずに一括して分解するシステムになることが望ましいとの説明を行った。
  ・委員より、低濃度PCBなので、PCB処理能力は0.1トン/日程度となっているが、濃度により変わってくるのではないかとの質問があり、事務局から、北九州2期施設では、処理物の重量トンで施設規模を設定しているとの説明を行った。
  ・委員より、このヒアリングの目的は何かとの質問があり、事務局から、地元の方々も含めてどの様な技術があるのか知っていただくこと、JESCO自身の勉強の場、技術保有業者への事業予告と言ったことが目的であるとの説明を行った。
  ・ヒアリングについて、委員から特に修正すべき点の指摘はなく、提案の内容で実施することとした。


<問い合わせ先>
日本環境安全事業株式会社 北海道事業所
ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業検討委員会
北海道事業部会 事務局
担当 渡辺 TEL 0143-22-3111 FAX 0143-22-3001
e-mail:hokkaido@jesconet.co.jp
 
 
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