PCB廃棄物処理事業

真空加熱分離工程

真空加熱分離装置イメージ
PCBが染み込んだ部材を減圧下で約600℃まで加熱することにより、部材中のPCBを蒸発させて取り除きます。
分離したPCBはオイルシャワー(冷たい油)により液体として回収し、液処理工程に送ります。

ドラム缶を真空加熱分離炉にセット

ドラム缶に入った小型電気機器を真空加熱分離装置で処理します。
ドラム缶はトラバーサー(運搬装置)で運ばれ、真空加熱分離装置内部にセットされます。
小型電気機器の入ったドラム缶イメージ
小型電気機器の入ったドラム缶
ドラム缶を搬送イメージ
ドラム缶を搬送
ドラム缶を投入イメージ
ドラム缶を投入

真空加熱分離処理

真空にした状態で炉内を加熱することにより、部材の中に染み込んだPCBを蒸発させて取り除きます。
ガス状になったPCBは、オイルシャワー部へと到達し、上部から循環油が降り注いでおり、PCBは循環油と接触することで液体となり回収されます。回収されたPCB油は、液処理工程へと送られます。
炉内イメージ
真空加熱分離炉内イメージ
PCBが蒸発しオイルシャー部へイメージ
PCBが蒸発し、オイルシャワー部へ
PCBを回収イメージ図
PCBを回収

処理物の取り出し

真空加熱分離処理が終わったドラム缶は装置から取り出され、小型電気機器が無害化されたことを確認します。
安全が確認されると払い出されます。
ドラム缶を取り出しイメージ
ドラム缶の取出し
排出エリアへ搬送イメージ
排出エリアへ搬送
サンプリングイメージ
処理物のサンプリング
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