PCB廃棄物処理事業

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しつもん(1) PCBってなぁに?

ぴーちゃん2

こたえ

PCBは燃えにくい、電気を通しにくいなどの性質を持つ油の一種で人が作ったものなんだよ。
PCB(ポリ塩化ビフェニル)は水に極めて溶けにくく、沸点が高いなどの物理的な性質を有する主に油状の物質です。
また、熱により分解しにくい、不燃性、絶縁性がよいなど、化学的に安定した性質をもっています。
PCB画像

しつもん(2) へー、じゃあ、 PCBはどんなものにつかわれているの?

ぴーちゃん3

こたえ

昔は、ふつうに町中にある工場やビル、電車などの電気を上手に使うためのトランスやコンデンサに使われていたんだよ。
PCBは便利なものとして、
●トランス・コンデンサ用の絶縁油
●熱媒体(触媒油)、潤滑油
●感圧複写紙
などに使用されました。
トランス・コンデンサ
 

しつもん(3) べんりなのに、 なんでもんだいになっているの?

ぴーちゃん4

こたえ

PCBは人や動物にとって有害だから製造中止になったんだ。
だけど、使い終わったものを安全に処理できるところがないので、ずっと保管されたままなんだ。
PCB廃棄物は食物連鎖などで生物の体内に濃縮しやすいこと、また、環境中で分解されにくく長距離を移動して、地球規模での汚染(イヌイットの人々、アザラシ、クジラ等への蓄積)を引き起こすことが報告されています。 クジラ、ペンギン

しつもん(4) なんか、ひとごとじゃないぞ。 はやく、しょりしてくれないかな!

ぴーちゃん5

こたえ

だいじょうぶ。国の中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)がPCBを安全に処理することに取り組んでいるんだ。
2001年の「PCB廃棄物適正処理特別措置法」の制定などにより、中間貯蔵・環境安全事業株式会社(JESCO)を活用した安全・確実な処理を実施する仕組みができました。
 
ぴーちゃん6
そっか~、がんばれ!
じぇすこ!
 
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