PCB廃棄物処理

事業の内容

PCB廃棄物処理事業検討委員会 JESCOの事業の枠組みと特徴 事業の進捗状況 5事業関連リンク


  平成15年3月17日
 
環境事業団 環境保全・廃棄物事業部
部長 鏑木 儀郎
(03-5251-1030)
安全対策室長 山本 昌宏
(03-5251-1032)
環境事業団
豊田事業所所長
近藤 冨彦
(0565-37-7226)


豊田事業のPCB処理施設に係る
報告書のとりまとめについて 


環境事業団では、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業検討委員会」のもとに設置した「豊田事業部会」において、豊田事業で整備する処理施設に求められる条件等について検討を進めてきましたが、今般、部会報告書がまとまりましたので、お知らせいたします。

1.経緯
○環境事業団では、「ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業検討委員会」のもとに「豊田事業部会」を設置し、愛知県及び豊田市からそれぞれ推薦された特別委員を加えて、平成14年10月、豊田市において行うPCB廃棄物処理事業について具体的な検討を開始した

○検討に際しては、豊田市の受入条件により、市の委員会報告に基づいて脱塩素化分解法を基本としつつ、その後の最新技術の動向を加味して検討を行い、処理方式を選択することが求められた。

○そこで、部会ではまずこの点について検討を行い、豊田事業における処理方式を決定するとともに、平成14年9月の委員会報告書「ポリ塩化ビフェニル廃棄物(高圧トランス・高圧コンデンサ等)処理施設に係る技術的条件及び環境・安全対策について」をベースに環境・安全対策の基本的な考え方を整理した

○これを受けて、環境事業団では「豊田市廃棄物処理施設の設置に係る紛争の予防及び調整に関する条例」に基づく地元説明等の手続を進め、住民からの意見等を集約した上で、本年3月10日開催の部会でこれを踏まえた検討を行い、今般、部会報告書「豊田ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業の処理施設について」をとりまとめた。

○なお、豊田事業については、平成14年10月24日、事業実施計画の環境大臣認可を得ている。

2.事業部会報告書の概要
○報告書では、まず豊田市地域条件と、処理対象物や処理施設の前提条件を整理した上で、市の受入条件に基づいて、豊田事業で整備する処理施設の処理方式について、最新の技術情報をもとにテクニカルアセスメントを実施した結果をとりまとめた

○テクニカルアセスメントでは、豊田市の委員会報告と同様の結論が得られ、処理方式については、液処理に脱塩素化分解方式を用い、前処理に溶剤洗浄方式と真空加熱分離方式の組合せを用いるものと整理された。

○また、これらの処理方式を採用した場合の処理施設に係る技術的条件及び環境・安全対策については、平成14年9月の委員会報告書によりすでに網羅的に整理されているため、豊田事業の処理施設は当該委員会報告書による条件等を満足することが基本と整理された。

○さらに、環境事業団の行った条例手続を通じて寄せられた住民からの意見等についても、当該委員会報告書に照らして検討を加え、関連する環境・安全対策が基本的に当該報告書に盛り込まれていることを確認するとともに、これを踏まえた対応方針を整理した。

○その結果を受けて、処理施設の設計・操業に反映すべき留意事項について具体的に整理するなど、地域住民の意見を踏まえた重要事項についてとりまとめた。

3.今後の予定
○環境事業団では、本報告書を踏まえて、豊田事業の処理施設整備に向けて必要な手続きを進める。また、事業の段階に応じた環境・安全面での取組を進めるとともに、引き続き積極的な情報公開を図る。

○豊田事業部会には、今後は事業に対するきめ細かな助言、指導及び評価をいただくこととし、施設の設計等に際して適宜報告、相談を行う。