PCB廃棄物処理事業

東京事業部会議事要旨(平成15年9月2日開催)

PCB廃棄物処理事業検討委員会 JESCOの事業の枠組みと特徴 事業の進捗状況 5事業関連リンク
 
 

環境事業団
ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業検討委員会
東京事業部会議事要旨

 
1 開催日時 平成15年9月2日(火) 16:30~18:30
   
2 開催場所 虎ノ門パストラル 新館6階「ヴィオレ」
   
3 出席者 永田主査、酒井副主査、細見委員、益永委員
 
4 議題
  〈公開〉
(1) 東京PCB廃棄物処理施設の概要について
(2) その他
 
5 概要
  (1)    東京PCB廃棄物処理施設の概要について
 ・  事務局より、環境事業団が整備しようとする東京PCB廃棄物処理施設の概要につい て説明するとともに、事業のスケジュールについて説明。               
委員から東京事業の処理システムに対して今後の設計にあたっての留意点等の指摘があり、これらを踏まえて設計を進めていくこととした。

主な意見は次のとおり。

・  水熱酸化分解の主反応を補助反応について、それぞれの考え方、どの程度の余裕を持っているかなど整理してほしい。

・  排水のセーフティネットとしての2段の活性炭処理についてそれぞれの役割とどのような装置がいいかよく検討すること。

・  安全解析について早目にとりかかって部会に報告して欲しい。

・  PCB以外のモニタリング項目についても考え方を整理しておいて欲しい。

・  監視委員会については、地元の要望をよく聞きながら進めて欲しい。

(2)  その他
・  東京都環境局が「大田区大森南四丁目地域 ダイオキシン類土壌汚染対策計画(第二 次)」において策定した、大田区のPCBによる汚染土壌の処理に伴い発生する廃PCB等を、環境事業団の東京PCB廃棄物処理施設において処理するという計画を踏まえて、事務局として、土壌抽出液を含めた廃PCB等の処理の考え方について技術的に整理した内容を説明し、基本的な了解を得た。

主な意見は次のとおり。

・  土壌抽出液については、基本的には問題ないと考えるが、土壌抽出処理に伴いドラム缶等のPCB汚染物も発生するので、これらの処理についても量的な見通しを持つことが必要。

・  今日の基本的考え方は了解した上で、実態として出てくるものの性状等を見ながら、安定的に処理ができるよう、投入する量等の最適な運転条件を検討すること。
 
6 今後の予定
  次回以降は、事業の進捗に応じて開催予定。
 
7 問い合わせ先
  環境事業団 東京事業所
ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業検討委員会東京事業部会事務局
担当:湯浅 Tel:03-5251-1048 Fax:03-3501-0050
e-mail:yuasa@jec.go.jp
 
 
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